所持品の最大数と制約

アイテム全部は持てない

 ブランディッシュ2に登場するアイテムは守銭道でアイテムリストとして紹介しましたが全部で700以上あります.まとめられるものをひとまとめにしたとしても相当な数があることは明らかです.

 これに対してアレスが持てる品物の数はというと,装備品が6個,その他の品物が15個です.異次元箱3個に入る物を考慮しても全部で50〜60個程度です.ですからすべてのアイテムを持ち出すことはできません.何を持ち何を持たないのか.この所持アイテムの選択はとても重要な点です.

異次元箱の中身は常に所持品

 所持品総価値を算出する際の「所持品」と,アレスが「実際に持っている物」というのは必ずしも一致しません.総合財産の算出方法でも書きましたが,所持品とは次の3つを指します.

1. 持っている物
2. 装備している物
3. 異次元箱に入っている物

 ここで注目すべきは異次元箱に入っている物が所持品となる点です.これは異次元箱を持っていなくてもその中身は所持品である,ということを意味しています.これを利用すると異次元箱を手持ちにした場合より3個多くアイテムを持つことができ,それだけ所持品総価値を高めることができます.

 以上のことから「所持品」の最大数は装備品が6個,非装備品は持ち物15個と三つの異次元箱の中身12×3=36個,で51個,総合計は57個となります.

装備品の選択には制約がある

 身体に鎧以外を装備することはできず,両手には武器と盾以外は装備することができないなど,装備品の選択には制約があります.これを踏まえて装備品の選択について検討してみます.

 まず武器,盾,鎧はそれぞれプラネットバスター(0),サザンクロス(0),ビッグディッパー(0)に限定されます.最後の敵,バドラーにダメージを与えられる武器はプラネットバスターしかなく,それを装備するためにはサザンクロスとビッグディッパーを装備しなければいけないからです.魔法装備として選べるアイテムで最も価値が高いものはグロームの魔法(281250)なのでこれを選びます.また,その他の装備品で価値が高いのは順に跳魔護符(39000)と復活の指輪(750)です.その他は闇の紋章とか暗黒文字翻訳書,方位指針磁石など価値が0のものばかりで全然役に立ちません.

 このように装備品6個は制約条件から簡単に選択すべきアイテムが決まりました.

非装備品の選択には制約がない

 続いて装備品以外の51個について考えてみます.これにはどのような制約があるでしょうか?

 考えられる制約としては捨てられないアイテムの存在が挙げられます.暗黒文字翻訳書,Elevetor Key,封印石など,ゲームをクリアするのに必要なアイテムのいくつかは売ることも捨てることもできなくなっています.これらのアイテムの価値が高いのなら持っていて困ることもありませんが,こういうアイテムの価値はいずれもです.価値が低いアイテム,特に価値が0のアイテムはできる限り持たず,代わりに価値の高い物を持つほうが所持品総価値が高くなることは明らかです.

 とは言うものの,実はこれには根本的な解決方法があります.一旦入手すると捨てることができないように見える物も含めすべてのアイテムは宝箱に入るので,用が済んだアイテムは宝箱に入れて処分してしまえばいいのです.この方法で不要アイテムはすべて処分できるので,装備品以外の51個のアイテムの選択には一切制約がないということになります.

 というわけで価値の高い物51個は自由に選べます.問題は数多くのアイテムから何を選ぶかということですが,これについてはこのあと検討することにします.


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Written by Oka
作成日: 2002/10/29
更新日: 2002/10/29